「第16回 ショパン・フェスティバル2026 in 表参道」が、カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」で5月26日に開幕しました。初日の夜は、ポーランド文化研究の第一人者である関口時正さんのレクチャー「ショパンの言葉に近づくために」。関口さんはショパン書簡集のほか、書籍『新装版 ショパンの生涯』など、多くの翻訳を手がけています。当夜も、手紙などに残されたショパンの貴重な言葉の数々が紹介されました。

桑原志織さんが「日本ショパン協会賞」を受賞
このレクチャー開演に先立ち、「第52回 日本ショパン協会賞」の授与式が行われました。この賞は、日本国内の演奏会における優れたショパン演奏者に、今後の活動への奨励として贈られるもの。今回は2025年の演奏会が選考対象で、12月10日に東京オペラシティ コンサートホールでリサイタルを行った桑原志織さんが受賞しました。桑原さんは2025年、エリザベート王妃国際コンクールで入賞、同年10月にはワルシャワのショパン国際ピアノコンクールで第4位入賞。今回受賞したリサイタルは、その凱旋公演として行われたものでした。
授与式で、日本ショパン協会会長の海老彰子さんは桑原さんについて「非常に安定して頼りがいのある素晴らしいピアニスト」と賛辞を述べ、桑原さんは「今後もショパンの作品を通して人と人の心を結ぶことのできる音楽家を目指して精進したい」と受賞の喜びを語りました。

なお、「第16回 ショパン・フェスティバル2026 in 表参道」は5月30日まで行われています。詳細はこちらまで。


