10月28日、音楽之友社の会議室にて、藤拓弘氏の新刊『成功するピアノ教室の作り方 ~先生も生徒も幸せになる7つの秘訣』(音楽之友社刊)の出版記念イベントが開催。ピアノ講師5名が参加し、担当編集者も交えたアットホームな会の模様をレポートします。
取材・文-編集部

まずは著者の「暗黒時代」が明らかに!
冒頭で、著者の藤拓弘氏がこれまでの人生の「ちょっと恥ずかしい」暗黒時代を公開! ドイツ留学から意気揚々と帰国したものの、世は就職氷河期。就職先がまったく見つからず、アルバイトの面接にも落ちるような絶望的な時期があったのだそうです。毎日夜更かしをして朝遅く起きるような生活が続き、このままではダメになる、と思ったときに出会ったのが1冊の自己啓発本。自分の思考が人生を決めるという内容に衝撃を受け、そこから生き方を改めて、2008年に起業されました(その経緯は「夢をかなえたピアノ講師 ゼロからの180日~物語で学ぶ 指導者としてどう生きるか」に書かれています)。
毎週配信していたメールマガジンが当時の『ムジカノーヴァ』編集長の目に留まり、2010年に初の著書「成功するピアノ教室~生徒が集まる7つの法則」が誕生。同年にお子さんも生まれ、「新しいものが二つ同時に生まれた記念すべき年」となりました。「成功するピアノ教室」は以後シリーズ化されて計5冊が刊行、現在では台湾でも愛読されています。

記念すべきシリーズ1冊目「成功するピアノ教室~生徒が集まる7つの法則」(2010年刊行)
担当編集者の制作秘話
ここで担当編集者が制作の舞台裏を披露。1冊目が刊行されて15年が経ち、イラストにガラケーが描かれていたり、統計やSNSの情報も古くなっていたので、シリーズ全5冊を1冊にまとめて令和版としてリニューアルしてはどうかと提案。快諾した藤氏が約1年をかけて、今の時代にも変わらず大切なことを一から書き直すことになりました。

担当編集者が書籍誕生の舞台裏を披露しました
「親御さんとうまくいかない、生徒が辞めてしまう理由がわからない……そんな先生方に、ぜひこの本を読んでいただいて、自分が何を大切にしていけばよいのかを改めて確認するきっかけにしていただきたい。暗い気持ちにばかりならないで、明るい未来が見られる本になっていると思うので、うまくいかない時こそ何度も読み返して、もう一度こういう気持ちで頑張ってみようと思っていただけたら本望です。本書の中にある『教室の成長につなげる12のワーク』(ダウンロードできる二次元コードつき)も、1年に1度やってみると、1年前の自分とは少し違う答えが出てきたりして、ご自身の成長のバロメーターにもなると思います」

表紙が決まるまでに検討された数々のデザイン案も特別披露。その多彩さには参加者も驚かれていました。実は表紙のデザインにト音記号が隠されていることに、お気づきですか?
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