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阪田知樹さんが第27回ホテルオークラ音楽賞を受賞

阪田知樹さん©Ayustet

その年にめざましい活躍を遂げ、将来が嘱望される若手音楽家に贈られるホテルオークラ音楽賞。第27回(2025年度)はチェリストの伊藤悠貴さんとともに、ピアニストの阪田知樹さんが受賞しました。

選評は以下の通り。

阪田知樹さんはブダペストのフランツ・リスト国際ピアノコンクールでの優勝やエリザベート王妃国際コンクール第 4 位など、名だたるコンクールで輝かしい成績を収めて早くから類い稀な才能が注目されたが、その後さらに自身のピアニズムを進化させて、今や若くして日本のピアノ界を牽引する存在となっている。いかなる難曲でも 完璧にこなす圧倒的な技巧、多彩なパレットから生れる表現力の幅の広さはひときわ異彩を放っていて、“現代のヴィルトゥオーゾ”と呼ぶに相応しいものがあるが、その演奏は決して恣意的なものにならず、作曲家や作品に対する深い洞察と演奏スタイルや奏法についての探求に裏打ちされているので、きわめて強い説得力を持っている。最近はピアノ演奏にとどまらず、作曲や指揮の活動にも積極的に乗り出すなど、表現者としての自らの領域をさらに大きく拡大しつつあり、これから彼が自身の可能性をどこまで広げていくのか楽しみでならない。

寺西基之(音楽評論家)

阪田知樹さんが作曲・編曲した作品の楽譜、また解説を書いた楽譜はこちら

また、自称「エチュード・フリーク」の阪田知樹さんがチェルニーの魅力を語ったインタビューと、『チェルニー30番』の《第26番》の解説書き込み楽譜が掲載されたMOOKはこちら

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